睡眠は美肌の命。「野菜」よりも「睡眠」が大切です

「野菜」よりも「睡眠」が大切です。寝不足になると肌荒れを起こすのは、多くの女性が経験していることでしょう。
でも、中には寝不足の生活が慢性化していて、肌に影響が出ていることすらわからなくなってしまっている人もいます。
肌のために生活面で気をつけることといったら、多くの女性が「野菜を摂ること」を挙げますが、実は睡眠のほうが野菜よりもずっとずっと大切です。
徹夜明けで仕事に行くと、一日中、だるくて眠くなるでしょう。頭痛を起こす人などもいます。
でも、一日くらい野菜を食べない日があったとしても、だるかったり頭痛がするなどということはありません。
食事のバランスは大切ではありますが、睡眠ほどは、からだや肌にすぐに現れるものではないのです。
顔を見ると寝不足かどうかは何となくわかりますが、野菜を食べていないかどうかはすぐにわからないのと同じです。
肌細胞は寝ている間に生まれ変わる
肌のターンオーバー、すなわち生まれ変わりには約4週間かかるといわれますが、肌細胞は、寝ている間にしか生まれません。
起きて活動している間に細胞分裂しているわけではないのです。
肌にとって睡眠は命です。帰宅時間が遅くなったときは、極端に言うと、スキンケアはなおざりで食事も適当にすませてでも、睡眠だけは確保するのが肌のためです。
「抗酸化力」を高めてからだの中からシミ予防
「飲む日焼け止め」というものが欧米では実用化されています。抗酸化力を高めて、肌を日焼けから守るというもので、各種植物エキスなどが使われています。
紫外線は、肌の中で活性酸素を作り出しシミだけでなくシワやたるみなどのあらゆる肌老化を引き起こします。
この活性酸素に打ち勝つ力が抗酸化力です。
人間のからだには、生まれながらに抗酸化力が備わっていて、若い頃は高いのですが、年齢とともに失われていきます。
そのため、子供の頃は日焼けしてもシミができないのに、大人になって日焼けすると、突然シミができたりするのです。
抗酸化物質を含む食べ物を摂取することで、失われた分をある程度補うことができます。
それが抗酸化食品、すなわち各種ポリフェノール、カテキンなどに相当するのです。
植物は、太陽の日をいっぱいに浴びて生長します。そのため、おのずと紫外線にたいする抵抗力がそなわっているものが多いのです。
野菜やハーブなどから抗酸化物質を摂るように心がければ、からだの中からシミ予防につながります。
東洋医学と体内美肌
東洋医学は、美肌のヒントの宝庫です。
東洋では「冷えは万病のもと」というのを、聞いた人もいるでしょう。冷えると血行が悪くなり、肌に栄養が届かなくなります。
その結果、肌はくすんでシミ、クマ、ニキビなどができやすくなります。
これを東洋医学では「瘀血(おけつ)体質」(血がよどんでいるという意味)といいます。瘀血になると「気」の流れも悪くなり、イライラや不眠などの症状も現れてくることがあります。
瘀血体質は、必ずしも冷え性の人でなくてももっています。
タバコを吸う、運動不足なども瘀血体質をつくります。
女性の半分以上は大なり小なり瘀血体質の兆候があり、美容皮膚科に肌相談に行く人も、瘀血が原因の場合がとても多いのです。
瘀血を改善するには、からだを温める温性の食品を摂り、適度な運動をして規則正しく暮らすことが大切です。
東洋医学を知ると、肌とからだの関係が、今よりはっきり見えてきます。
冷え性であっても気にせず、冷たいものを摂っている女性がとても多いですが、それが実は肌をむしばんでいるのです。

