化粧品の定義

もっと具体的には「化粧品は、正常な皮膚をさらにいい状態にするために皮膚の表面で働いて、しかも作用が緩和なもの」という定義になります。
少し難しくなってしまったので、簡単にいえば「化粧品は、ちょっとはいいことがあるけれども、そんなに強くない、そんなに効かない」という定義です。
結局のところ、効くの? 効かないの? と疑問に思われたかもしれませんが、正確に説明しようとするほど、それぐらいとても微妙なさじ加減の話になってしまいます。
化粧品は「薬」いわゆる医薬品ではない
医薬品は、悪い症状に対して”治す”ことが目的になるので、上記の定義でいえば、効かなくては意味がないわけです。
しかし、化粧品は、医薬品でないがために、過度に効いてしまってはいけない。
いい効果が出るのは、皮膚の表面(表皮のいちばん上の角層)までで、そこから先の表皮や真皮などには浸透しないという条件で、いい作用をしなくてはいけないのです。
なぜこんな面倒な表現をしているかというと、化粧品は医薬品ではないということから「薬事法」で、皮膚の表面より下に作用しないことになっているのです。
しかし「皮膚の表面より下に入らずに作用して、肌をいい状態にしなくてはならない」というのは無理な話です。
皮膚表面の機能を高めるだけでは、シミやシワを改善するような大きな効果や満足感は得られないので、皮膚表面の角層から表皮、さらには真皮のところまでは作用が入っていかないと、いい状態を保つのは難しいと思います。
「薬事法」があるので、化粧品が角層よりも先に入ると堂々と言えないのが今の現状です。
