保湿はアイテムより成分
「肌があれるからとりあえずメイクをやめる」が勘違い!?「急に肌があれだして・・・一応、化粧は、やめてるんですけど・・・」気温の変化が激しい春は、肌あれの多い季節です。
肌が急に荒れだしたときは、とりあえずメイクをやめてみる人が多いようですが、しかし実際には、メイクアップ化粧品というものは、世間が思っているほど肌に悪いものではありません。
色がついているから悪いように見えるのでしょうが、食べるわけではないので、赤いウィンナーやピンクの蒲鉾(かまぼこ)とは事情が違います。
春は化粧品の新作が目白押しですが、買ったものをうまく使いこなすためにも、化粧品とお肌について、少し賢くなっておきましょう。
下記に勘違いの例をいくつかあげてみました。
肌があれるからメイクはやめて、日焼け止めだけにしている
これは、×です。
日焼け止めよりもファンデーションの方が、一般的に刺激は少ないです。
ただし、パウダーの場合です。
水分を含まないパウダーファンデーションは、防腐剤や界面活性剤をあまり必要としないので以外に肌にやさしいのです。
またそのほとんどが、肌表面をコートして紫外線をカットする力を、多少は持っています。
肌があれているけども紫外線も気になるし・・・・・・というときは、パウダーファンデーションだけ塗るのが正解です。
つけたまま寝れる肌にやさしいミネラルパウダリーファンデーション
肌があれているから、化粧水だけにしている
これも×です。
あれた肌には、水っぽいものほど刺激になりやすいのです。
事実、乳液やクリームよりも、化粧水の方がつけるとしみるというケースが多いと思います。
それでも「水を飲まないと死んでしまう」がごとく「化粧水だけはつけないといけない」と、かたくなに信じている人が多いですが、実際はそんなことはありません。
肌の水分のもとは化粧水ではないからです。
体の中から絶えず水がしみ出していて(人体の3分の2は水なので)、その水分をセラミドなどが肌の中につなぎとめて、それが肌の水分になります。
しかし洗顔すると天然のセラミド等が流出してしまうので、洗顔後は保湿が必要になります。
であれば、セラミド入りのクリームなどを塗っておけばよいのです。
水そのものをつける必要はありません。
そして外出時はその上からパウダーファンデーションか粉おしろいをはたきましょう。
アイシャドウや口紅も、前から使っていたものならば、別につけてもかまいません。メイクアップ化粧品は上にのっているだけで浸透はしないので、肌への刺激は意外にすくないのです。
肌の乾燥・・・化粧水と乳液をつけクリームもつける
これも×です。化粧水→乳液→クリームという順に保湿力が高まるというのは古典的発想です。油で水にふたはできません。水分を蒸発させないようにつなぎとめる力のある成分、すなわちセラミドや天然保湿因子などの配合量で、化粧品の保湿力は決まります。
水は不要、ふたは無効
乳液とクリームのどちらが保湿力が強いかというのは、ジャンパーとコートはどちらが暖かいかといっているのと同じことです。
「そんなの、中綿が入っているとか、ウールやカシミヤが何パーセントかによるから・・・」と皆さん思うでしょう。それと同じで、化粧品も中身によるので、そう簡単に比べる事はできません。
要は、アイテムではないということです。成分なのです。
成分のいかんによっては、クリームよりもジェルの方が保湿力が上になることもあります。
ところが世間では、化粧品を選ぶ際に、やたらとアイテムが問題視される傾向があります。
例えば洗顔でも、粉の洗顔、クリームの洗顔、泡の洗顔・・・・・・などと、洗浄成分より、形を重視して選ぶ女性が現実には多いです。
見た目や手触りというものは、確かにわかりやすい。しかし、人間だって、見た目ではなく実力だと思います。外見上のキャリア志向と、実際の仕事能力は別だと思います。
化粧品も見た目のベタベタ度と、保湿力は別ものです。
厳しい選択眼さえ養えば、アイテムにとらわれることもないですし、価格で惑わされることもないはずです。
