化粧品選びに対する女性の考え方
まさに十人十色です。私にはこれがある意味で不思議に思われます。
「美しくなりたい」という願望は女性にほぼ共通であるし、そのためにみんな必死に化粧品を選んでいるのに、選んでくるものはまったく違うという点です。
ファッションも十人十色ですが、それは「似合う、似合わない」があるからです。
スキンケアに関してももちろん「合う、合わない」はありますが、同じような肌質、同じような悩みでも、みんな違う化粧品を使っています。
また、ファッションの場合はそもそも求めているものがみんな違いますが(パンクだったりエレガンスだったり・・・)肌に関しては、女性にとっての理想の肌はほぼ共通(赤ちゃんのような白くて弾力があって毛穴もシミもない肌)であるのに、それでもみんな違うスキンケアを毎日行って、それを当然と考えています。
これが、私には不思議にうつります。
たとえば、同じインフルエンザの人がまったく違うタイプの薬を飲む・・・もしくは、同じ病名なのに行く病院によって全然違う薬が出る・・・なんかヘンです。
つまり、同じ毛穴なら毛穴、そばかすならそばかすの悩みでも、それぞれの女性が信じて使っているものはひとりひとり違っています。
化粧品選びには、かなり深く「思想」みたいなものが入り込んでいます。
そしてその思想の「壁」は容易に越えられないということです。
趣味趣向が思想
自然派にこだわるとか、鉱物油が入っているものはいけないのだとか、そういう個々人の趣味趣向が思想なのですが・・・そういう思想は根強く女性のスキンケア道を支配しています。
そのような趣向を第三者的に変えようとしても並大抵のことではありません。
まさに「壁」であり、壁の前ではまったくの無力になってしまいます。
まあ、たいていの肌あれなどは病気ではないから、肌の状態がよほどひどくならない限りは、スキンケアの選び方は個々の意思に任せてよいものだと思いますが、でも本当は「真実はひとつ」なのかもしれません。
スキンケアは科学
スキンケアは科学です。科学の問題には、答えは常にひとつです。
思想論ならいろいろな答えがあるかもしれませんが・・・例えば、ある人が肌トラブルを早く解決し、健康な状態に戻す、そして赤ちゃんの肌に近づける。その方法というのは、本当はひとつなのでしょう。
しかしその「ひとつの答え」を正確に見出せるかというと、それもケースバイケースです。
特にその肌トラブルがささいなものであればあるほど難しくなります。
インフルエンザほどにはっきりした病気であれば診断も治療も確立していますが、大半の肌あれなどはそもそも病名もつかないから、確立されたものがありません。
肌の手入れに行き詰まったときは、まわりを見回して自分のまわりに壁がないか・・・そしてその中で、ひとりで考え込んではいませんか?
