リップグロスのほうが口紅よりも肌に負担をかけています
皮脂腺が少なく角質層も薄い唇は、とても乾燥しやすい部分です。
一般的な肌荒れと同様、唇の荒れには体調や環境なども関係していますが、食事やメイクも刺激になります。
特に注意したいのが、落ちないタイプの口紅や、ツヤを出すリップグロスです。
肌への刺激が強い成分が含まれていることが多いので、唇が荒れぎみのときは避けたほうがよいでしょう。
リップグロスは口紅より肌にやさしいイメージがあるようですが、粘度を出すために配合される「高分子ポリマー」などが肌を乾燥させる原因になります。
口紅は敏感肌用のものならあまり唇を荒らしません。
保湿効果のあるリップクリームを塗りその上から口紅を重ねるとなおよいでしょう。
口紅を落とすときは、顔のほかの部分と同様、クリームタイプのクレンジング料を使います。
ティッシュペーパーでふきとったりしてはいけません。落ちにくい口紅は、オリーブオイルで落としてもよいでしょう。
専用のリムーバーもありますが、刺激が強いことが多いようです。
カサつきが気になるときは、ワセリンとはちみつを混ぜたリップパックで保湿ケアをするのもおすすめです。
大人ニキビは体の中に原因があります。UV対策のため最小限のメイクは必要です
大人ニキビには、思春期にできるニキビとは違う特徴があります。
まず、皮脂が多いTゾーンではなく、あごあたりにできやすいことです。
そして、睡眠不足や生活のリズムの乱れ、ストレスなどによって悪化しやすいことです。
ニキビができるきっかけは、毛穴出口の角質が厚くなり、毛穴がふさがれることです。
出口がなくなった毛穴には、皮脂がたまります。すると、皮膚の常在菌であるアクネ菌が皮脂をエサにして増殖し、毛穴に炎症が起こるのです。
ストレスや睡眠不足などによるホルモンバランスの乱れや免疫力の低下は、角質肥厚やアクネ菌の過剰な増殖を引き起こすきっかけになるといわれています。
大人ニキビを予防・改善するために必要なのは、まず、生活習慣を見直して体調を整えることです。
そして、肌の状態に合わせたスキンケアを心がけることです。
スキンケアの基本は洗顔と保湿ですが、紫外線対策をおこたらないことも大切です。
紫外線によるダメージは肌にどんどん蓄積されていくので、ニキビができているときでも、紫外線から肌を守るケアは欠かせません。
紫外線を浴びると、ニキビあとがシミのように残ることもあるので、注意が必要です。
ニキビあとのタイプとケア
赤みが残る茶色っぽいシミになるビタミンC誘導体入りの化粧水を!
肌の赤みを抑える作用があるビタミンCを補給。美顔器
でイオン導入を行うと、さらに効果が高まる。
陥没する美白化粧品
でケア!
炎症性色素沈着を起こしているので、美白成分が配合された美容液などでケアを。即効性があるピーリングもおすすめ。
皮膚科でしっかりケア!
ニキビの炎症で毛穴が破壊されており、セルフケアでは治せない。皮膚科でピーリングやレーザーなどの治療を受けると改善することができる。
油分はすべてアクネ菌の栄養に。油分ではなく水分をふやすスキンケアを!
肌の乾燥が進むと角質がかたくなり、ニキビのきっかけとなる毛穴づまりを引き起こすことがあります。
そのため、ニキビの予防・改善には、肌のうるおいを守ることも大切です。
乾燥した肌に補いたいのは、肌の中に水分をキープする力のある成分です。
反対に避けたいのは、ニキビの悪化につながる油分です。
油分は、そのほとんどがアクネ菌の栄養になるため、ニキビができているときは肌につけないようにします。
乾燥対策としては、油分の多いクリームより、セラミドなどの保湿成分が入った美容液がおすすめです。
また、ニキビができているときも紫外線対策は必要です。ただし、日やけ止めは肌への刺激がつよいので、パウダーファンデーションを利用するとよいでしょう。
化粧下地は使わず、美容液などでしっかり保湿したあと、油分が少ないシルクパウダーファンデーションまたはルースパウダーだけをつけます。
SPFなどの表示がされていなくても、パウダー類には紫外線をはね返す働きがあるので、日常の紫外線対策はこれだけで十分です。
ニキビの赤みが気になる部分にコンシーラーをつけるのはOKです。

