日本人のほとんどが体の洗いすぎ

シャワー

腕や脚を石鹸で毎日洗う必要はありません。

カサカサボディの原因です。毎日たっぷりの泡で全身を洗うのがふつうだと思っている人が多いですが、実はこれでは洗いすぎです。

泡で洗うことの主な目的は、皮脂汚れを落とすことです。

表面についたホコリなどはお湯で流すだけで十分に落とせるので、皮脂の少ない腕や脚などは、毎日石鹸で洗う必要ないのです。

人の体で最も皮脂が多いのは頭皮です。

その次に顔、背中、胸と続きます。ボディのカサつきを防ぐためには、皮脂の分泌量を考えて、皮脂が多いところはしっかり、少ないところはサッと洗うことが大切です。

また、体を洗うタオルはナイロンなどではなく、肌にやさしい綿のものを使いましょう。

毎日、石鹸で洗う必要があるのは、皮脂が多い背中や胸です。石鹸をタオルにつけて泡立て、1日1回洗いましょう。

腕や脚など皮脂が少ない部分を石鹸で洗うのは、3日に一度ぐらいです。もちろん、これは基本の洗い方なので、肌質、年齢、季節などに合わせて調節しましょう。

ポイントは「毎日、全身を泡で洗うことは、必ずしも肌によいとはいえない」ということです。

洗いあがりのしっとり感は一種の錯覚 かえって乾燥を悪化させることも

入浴時に体を洗うボディソープは、使いやすさと肌にやさしいイメージで人気があります。

でも、ボディソープが普及してから、洗いすぎによる乾燥肌が増えてきました。

ボディソープの問題点は、まず、液体であるために使いすぎる傾向があること。

ポンプをパパッと押してソープを出すと、ブクブクと素早く泡立つので使いやすく、使用感もよいようです。

でも、ついたっぷり使ってしまうため、肌の乾燥を招くのです。

液体ソープを使う人は、固形石鹸を使う人の約20倍もの石鹸成分を使っているというデータもあります。

また、液体ボディソープの成分は、ものによってまちまちで、洗浄力の強い界面活性剤を多く含んでいるものもあります。

ボディソープの成分は、見た目ではわかりません。肌へのやさしさをうたっていても、実際には刺激が強いものもあるようです。

総合的に考えると、入浴時に使うのは固形石鹸が無難です。

界面活性剤よりも、石鹸成分を主体としたものが多いからです。

体は石鹸と綿のタオルで洗い、入浴後、腕や脚には保湿クリームを塗りましょう。


手荒れケアの基本は水や石鹸にふれないこと

手荒れは、多くの女性が経験している肌トラブルです。

特に手荒れが起こりやすいのは、家庭で水仕事をする機会が多い人や、仕事で頻繁に手を洗わなければならない人です。

荒れた肌は乾燥が進んで角質層が乱れ、肌を外部の刺激から守るバリア機能も弱まっています。

でも、日常生活ではあらゆることに手を使うため、肌を完全に刺激から守ることはできません。そのため、いったん手荒れが起こると、皮膚科で薬をもらってもなかなか治りにくいものです。

ひどくなる前の、毎日のケアが大切です。

肌のうるおいをキープしているセラミドなどは、水や石鹸、洗剤などにふれると流れ出してしまうので、水仕事をする際はゴム手袋をしましょう。

ハンドソープも手荒れを悪化させる原因になるので、手洗いには石鹸を使い、洗いすぎにも注意します。

肌がぬれたままになっていると乾燥しやすいので、手を洗ったあとは、すぐに水気をふきとり、ハンドクリームで油分を補います。

ハンドクリームは、保湿効果が高く、角質をやわらかくする効果もある尿素が入ったものがおすすめです。

寝るときの手袋は、蒸れてかゆくなることもあります。クリームをたっぷりぬれば、手袋は必要ないでしょう。

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