コットンでたたく刺激はシミの原因

ふわふわの高級コットンも化粧水を含ませれば”薄い板”

コットン

コットンでパタパタとパッティングすると気持ちよく、お手入れをしっかりしているという実感が味わえるかもしれませんが、実際にはコットンによって肌トラブルを起こすケースがたくさんあります。

「化粧水はコットンでたたき込む」というお手入れ。

肌は、たたいたり、こすったりという刺激を与え続けると、長年の間にシミができることがあります。

肌に物理的な刺激は禁物と覚えてください。

でも「ふわふわのコットンなら大丈夫なのでは?」と思う人もいるでしょう。

試しに手持ちのコットンに化粧水を含ませ手の甲をパッティングしてみてください。

コットンを持つ指の感触が、ダイレクトに伝わってくるはずです。

コットンは水分を含ませると薄く固くなる

ふわふわした毛が愛らしいプードル犬も、お風呂に入った後は毛がぺしゃんこに寝て、小さくなるのと同じです。

ふわふわなのは、空気が入っているからで、化粧水をつけて空気がぬければ、ただの綿毛の塊になります。

特に頬骨の部分は要注意です。下が骨なので、上からたたくと、刺激がより強く伝わります。

頬骨の部分にシミができやすいのは、紫外線が当たりやすいからとよく言いますが、それだけではなく、頬骨の上からたたいたりこすったりする人が多いためでもあるのです。

たたく刺激はさらに毛細血管を広げ、赤ら顔の原因にもなります。

「100回パッティング」を励行していた人は、頬骨のあたりがうっすら赤黒くなっていないか、一度、鏡でチェックしてみましょう。

化粧水はほとんど肌に入らない

水コットンで化粧水を熱心にたたき込む女性が多いのは、とにかく「化粧水を肌にいれなくては」という熱い思いがあるからです。

しかし、実際のところ化粧水は、ほとんど肌に入りません。

それは、化粧水の成分の大半が「水」だからです。

肌の表面をおおう角質細胞。この細胞同士の間は、角質細胞間脂質という脂質で覆われています。

脂質は油性のものですから、基本的に水をはじきます。

この脂質によって肌表面は水をはじいているため、人間がお風呂につかってもお湯がどんどん「入って」くることはないのです。

化粧水の90%以上は、通常、水でできています。

化粧水の成分のうち、肌に入っていくように設計されているいくつかの成分は少しずつ入っていきますが、水そのものはほとんど肌に入りません。

化粧水をパンパンたたき込むうちに濡れていたコットンが乾いてくるのは、化粧水が肌に入ったのではなく蒸発したのです。

もちろん化粧水のうち水以外の部分、すなわち有効成分などは肌に入ってくるように作られており、それらはゆっくり入ってきますが、たたき込まなくても入ってくるものなので、どのみちたたかない方がよいのです。

こう考えると「化粧水をたっぷり重ねづけ」というのは無意味です。たっぷりと蒸発させてしまっているだけだからです。

手のひらに軽くすくった分を、押さえてひととおりつけたら、それで化粧水は充分です。

バイオアクティブ理論 (Bio Active)B.A


化粧水ではなく、必要なのは「美容液」の有効成分
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