肌の水分を保っているのは「細胞間脂質」

油分を補うよりまずセラミドを与える事

ミルクレープ肌のもっとも表面にある角質層には、角質細胞がミルフィーユのように幾層にもかさなっていて、そのすき間を細胞間脂質がつなぎ合わせています。

この細胞間脂質には水分を抱え込む性質があり、それによって肌の水分が保たれているのです。

細胞間脂質にはいくつかの種類があり、中でも「セラミド」と呼ばれるものが、もっとも重要な働きをしています。

セラミドには水分をサンドイッチ状にはさみ込む性質があり、一度水分を捕まえたら、周囲の湿度が0%になっても蒸発させません。セラミドは肌の中で日々作られているのですが、残念ながら年齢とともに減っていく一方です。

若い頃よりも肌が乾燥しやすくなったと感じるのはこのセラミドが減るためなのです。

皮脂が減るためではありません。

ですから、乾燥肌対策としては、油分を補うよりまずセラミドを与える事です。

セラミドが配合された美容液

最近はセラミドが配合された美容液なども出ているので、化粧水の後はそういったものをつけましょう。

セラミド以外にも水分を抱え込んでうるおいを保つ効果のある成分が開発されています。
セラミドほど保湿効果はないものの、原料の価格が安いので広く化粧品に使われています。

●ヒアルロン酸

真皮に存在するゼリー状の物質。200~600倍。

●コラーゲン

真皮にある線維のもとになるタンパク質。肌のハリを維持する成分として知られていますが、化粧品として塗った場合は真皮にまでは届かず、肌表面で水分を抱え込む保湿成分として働きます。

●エラスチン

コラーゲンと同様に、真皮に存在する弾力線維のもととなるタンパク質。肌表面で水分を抱え込みます。

●セラミド様物質

セラミドのように、水と結合してサンドイッチ状の構造を作る性質をもつ物質のことをこう呼びます。
セラミドよりは若干保湿力が弱い。

●天然保湿因子(アミノ酸・PCAなど)

NMFとも呼ばれる肌にもともとある物質。水と結合するが、湿度が下がると保湿力も低下するため、保湿効果は弱い。

保湿成分としてはセラミドがもっとも優秀

化粧水の後は、油分ではなく保湿効果が配合された美容液などをつけるのが効果的です。

前に戻る

前のページ  次のページ

TOPに戻る


アルケミー スキンケアトライアルセット