肌を引っ張るとコラーゲンが傷みかえってシワが深くなることも
真皮のシワは、皮膚が折りたたまれるところにできます。
笑ったり顔をしかめたりすると、顔にシワがあらわれます。
肌に弾力があえばこうしたシワはすぐに消えますが、肌のハリが失われていると、真皮にまでシワが刻まれてしまいます。
つまり、真皮のシワは表情ジワがあらわれやすいところにできるのです。
顔をしかめたり、目を細めたりする癖がシワの原因になることもあるので要注意です。
シワが気になるからと、皮膚を引っ張ったり、顔を大きく動かす顔面体操をしたりするのも逆効果です。
皮膚は伸ばしたり持ち上げたりしても、シワの改善にはつながりません。
それどころか、引っ張ることでコラーゲンが伸びたり切れたりして、ますます肌のハリを失う可能性もあります。
同じ理由で、美容液やクリームを塗るとき、シワを広げるのもやめましょう。
シワの中まで塗り込んでも、それでシワが改善することはあまりなく、むしろ強く引っ張るダメージのほうが大きいのです。
マッサージは、正しく行えばシワ予防に役立ちますが、肌を引っ張ったり強くこすったりしてしまうと逆効果です。
自己流で行うより、超音波式の美顔器などを使ったほうが安心です。
顔のたるみを改善するには筋肉からきたえなおす必要があります
たるみはシワと同様、肌のコラーゲンが減ることがおもな原因です。
また、「表情筋」がたるむことも、顔のたるみに関係しています。顔にある表情筋は、皮膚に付着しています。
皮膚と筋肉は互いに支え合っているため、表情筋がたるむと、顔の皮膚もたるんでしまうのです。
たるみはまず、毛穴の開きとしてあらわれます。ほおの毛穴が開いてきた、縦長になってきた、などがたるみの初期症状です。
さらに、まぶたが下がって重そうになる、目の下にクマのような影ができる、などの変化もたるみによるものです。
進行するとほお全体が下がって法令線ができ、あごのラインも下がって二重アゴになります。
たるみのケアに有効なのは、レチノールやビタミンC誘導体が配合された化粧品を使ったり、ピーリングを行ったりしてコラーゲンを増やすことです。
さらに、表情筋のたるみを解消するために、少量の水を入れた小さいペットボトルを、歯を使わずに唇でくわえてもちあげる。10秒キープして下ろすを3セット行うような筋トレをしましょう。
ただし、たるみは皮膚の深いところでおこる変化なので、セルフケアだけで改善するのは難しいものです。
どうしても気になる場合は、クリニックで相談してみましょう。レーザーや注射などによる治療で改善できます。
冷やしても毛穴は縮みません。毛穴が目立つ原因を知って正しいケアを!
毛穴は皮脂腺の出口です。毛穴の大小には生まれつき個人差があり、皮脂腺が大きい人(オイリー気味の肌の人)は、毛穴も大きく、目立ちやすくなります。
ただし、「以前にくらべて毛穴が広がってきた」と感じるなら、それは「たるみ毛穴」かもしれません。
たるみ毛穴とは、加齢によってコラーゲンが減ったために、毛穴がゆるんで開いたものです。
コラーゲンを増やすスキンケアに加えて、脂とり紙でこまめに皮脂を取り除く習慣をつけましょう。
毛穴の周りにたまった皮脂は、参加すると過酸化脂質にかわり、肌の老化を進める原因になるからです。
また、「毛穴に何かつまって黒ずんでいる」と訴える人の多くが、実際には何もつまっていません。
毛穴は穴なので、肌の影ができ、汚れていなくても黒っぽく見えるものなのです。
ただし、皮脂が多い人では、「角栓」が毛穴につますこともあります。毛穴がザラザラするような場合は、余分な皮脂と角質を取り除くケアを行います。
ただ、毛穴のつまりをとることに熱心になりすぎて肌を傷めてしまう人も多いので注意しましょう。
汚れを取り除いても毛穴のサイズはかわりません
目立つ毛穴のうち「たるみ毛穴」はほおに多く、毛穴が縦に伸びているのが特徴です。肌の老化によって毛穴の広がりも進むので、早め早めのケアが大切です。おすすめのケアは、ピーリングやレチノール入りの化粧品でターンオーバーを活発にし、コラーゲンを増やすことです。
レチノールは刺激が強いため、使い始めは肌がカサつくこともありますが、使い続けるうちに落ち着いてきます。
「角栓づまり」は、鼻とその周辺によくできます。
ケアのポイントは、毎日の洗顔で皮脂と角質を取り除く事です。余分な油分を含まず、さっぱり洗える洗顔料で、朝晩、きちんと洗顔をしましょう。
それでも毛穴がザラついているような場合は、酵素を配合した洗顔料を使ってみるのも有効です。
また、週に1~2回のピーリングも習慣にしましょう。酵素洗顔やピーリングには、余分な角質をとり除き、肌をやわらかくして毛穴を目立たなくする効果があります。
はがすタイプの毛穴パックも角栓をとり除くのに役立ちますが、はがす刺激で毛穴が広がってしまうことがあるので、月2回ぐらいにとどめましょう。
消しゴムかすのようにこすって落とすゴマージュは、刺激が強いので注意が必要です。



